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当協会設立5周年記念シンポジューム「火災から命を護る木造の建築 ―パートV―」が(株)イトーキ様のご厚意により、東京/京橋のイトーキ東京イノベーションセンターSYNQAホールにて開催され、募集定員50名 に対して90名を超える参加者が集まり大盛況でした。。
今後も様々なイベントを通じて「安心安全」を確保する為の防災・減災 に寄与する不燃化技術の発展を目指して情報発信をして行きます。

            
会場風景     



     挨拶/講演「建築基準法改正等」 講演者:国土交通省 住宅局生産課 長谷川貴彦 課長
長谷川課長の講演内容につきまして、当シンポジウムにご出席された方々にPDFデータにてご提供させていただきますので協会宛ご請求ください
 請求先:office@faudp.com



基調講演  講演者:(株)竹中工務店 木造・木質建築推進本部 松崎裕之本部長


「竹中工務店の木造・木質建築への取り組み」
国内外の木質・木造建築の現状と課題を解説、竹中工務店の取り組んだ作品の紹介、現在取組中の20階建て
(木造部14階/RC部6階)の紹介をされました



         座談会 テーマ「木造でもここまで出来るV
左から (株)スタジオ・クハラ・ヤギ代表取締役 八木敦司氏/MC 平田耕一 当会理事/
東京理科大学・東京大学名誉教授・日本大学大学院教授 菅原進一工学博士/
国土技術政策総合研究所 建築研究部 防災基準研究室 成瀬友宏 室長/
(株)竹中工務店 木造・木質建築推進本部 松崎裕之 本部長/
(株)イトーキ 商品開発本部 商品企画室 第2チーム 小島勇 チームリーダー


座談会内容抜粋 (発言者敬称略)
・木材の使い方について、建材に耐火構造は燃えにくくするのが目的で、耐火建築としては国交省のHPにも掲載されている(成瀬)
福島県中通りの木造3階建て(ハイブリッド集成材を使った木造建築作品で鉄骨/木造のハイブリッド)公営住宅の紹介/解説(八木)
・既存技術で市場が求めているもの・・・・1時間耐火(八木)
・不燃化にはJISやJAS等の規制の追い風が吹き始めている(平田)
・不燃木材と言う言葉は使い難い⇒燃えない木材?⇒用語の定義の明確化が必要⇒難燃処理木材でJIS化が望ましい(菅原)
・用語を間違えると違反建築となる⇒言葉は重要⇒規格化は慎重に⇒不燃材と不燃木材⇒不燃は学術的用語とは違う⇒
 コンクリートで人の命は救えるか?⇒戦争時にコンクリートの安全神話が出来た⇒戦後、廃墟の中にコンクリートの建物が点在して残った⇒
 きちんとした情報が大切(菅原)
・コストの問題⇒竹中工務店の場合は10〜20%の割高になるが市場性が無い(松崎)⇒助成金が必要⇒名古屋城の例がある⇒
 コストを下げる努力が必要⇒10%の割高はOKだが20%は迷うところ、それ以上はNG(小島)⇒お金と見返りの対比(対価の原則)
 のバランスが大切(平田)
・家具の不燃化/木質化(小島)⇒木材を使うと値段が上がる(菅原)⇒自然材と工業材の違い⇒経済的メカニズムが異なる⇒コストダウンする努力
 山にお金をもどす(平田)⇒ウッドレガシー⇒コストダウンではなくコストの正常化⇒ランニングコストを分析⇒全体的コストの考え方⇒何処が最も利益
 を上げているか?⇒100年/200年住宅の考え方だと木造はコストが安い⇒CO2削減⇒CLTと集成材の違いが判らない(八木)⇒定義を明確にして
 欲しい⇒メンテナンスも難しい⇒集合住宅⇒石膏ボードのカビの問題⇒釘も効かない⇒施工時に隙間が無いように貼ることが防火にとって大切(菅原)
 北米ではドライ工法が一般的⇒トータルに空間を考える事が大事⇒リサイクル法⇒木製家具⇒建築家/設計士が家具にも責任を持つべき(八木)⇒
 動かせる物と動かせない物(小島)⇒防炎製品⇒消防庁では特殊工具を使う物は建築で、通常工具は可動家具扱いとなる(菅原)

当協会の平田理事よりSDGs(SASTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)についての資料がご覧いただけます。

閉会挨拶
 都市防災不燃化協会 副会長 浅野成昭

シンポジウムは皆様のご協力もあり無事予定通り17時半に閉会致しました。
次回シンポジウムにもご期待ください、皆様のまたのご来場をお待ち申し上げます。(事務局一同)